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糖質on糖質

 一応免疫力をつけるために、乳酸菌を(たぶん)多量に摂取したり(今は蓬乳酸菌の原液を朝晩50㏄ずつ飲んでいます。最初は勇気がいりました。なくなり次第真菰乳酸菌に移行予定)しているのに、人間って、というか私がですが、誘惑には勝てないもので、全く免疫力とは関係ないものを、ついつい口にしてしまいます。

 最近は、きっとこれって、アウトだなーと思いつつ、真っ白い食パンに「コメダ特製小倉あん」をのせて、多少の罪悪感を感じつつ、毎日食べ続けています。(なくなり次第自粛する予定)
 栄養素的にあまり訳に立ちそうにないものって、特に甘いものって、一瞬ですが幸せな気分になれるので、やめられません。
 でももしかしたら、少しだけ食べるから楽しいのかもしれません。
 甘いものが好きなので、以前台湾に2泊3日で「糖分摂取」がテーマの一人旅をして、食事用の胃袋をすべてかき氷と日本の汁粉のようなものと、杏仁豆腐と、豆花と、緑豆スープ(甘いやつ)と、パイナップルケーキと…そういったものに捧げる予定が、やっぱり3軒くらいはしごしたあたりでもう体が甘いものを受けつけなくなり…ということがありました。意外とたくさんは食べられないものだ、と実感した旅でした。

 私は若い時から生クリームなどの洋菓子より断然あんこなどの和菓子派ですが、台湾に行って気づいたのは、日本の「あんこ」よりは、台湾スイーツでよく出てくる「薄い甘さで煮られた小豆」が好きだ、ということでした。日本でそれっぽいのをずいぶん探しましたがなかなか出会えず、唯一、下北沢の大山で食べたかき氷に乗っていた(あるいはトッピングの)小豆が、それに近い味で、とてもおいしかった記憶があります。ここは大人気店で整理券が必要なので、もうしばらく行っていませんが。

 コロナが落ち着いて、また気楽に出かけたりできる日を待ちつつ、今は自宅であんこを味わいつつ、じっとしていようと思います。

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作成者: ムロイコウ

パンダ中心のイラストを描くイラストライター80兼予備校英語講師です。